2012年9月13日木曜日

イチジク最盛期

収穫のために畑を回り始めてから2週間ほどであっというまに最盛期に入りました。
コンテナ半分ほどから始まり、いまや40~50杯が毎日取れます。去年の同時期台風のためほとんど廃棄していた日々と大違いです。



イチジクの収穫は結構難しいです。色・つや・花・割れ・柔らかさ、を総合的に一目で判断してちぎっていきます。が、夜の気温や前日の晴れ具合によって、色が薄かったり、熟成が思ったより進んでない場合があり、毎日悩んでしまいます。一日遅れて過熟になると、柔らかくなりすぎて触っただけで皮がはがれて商品になりませんし、早いと固くて甘みが乗ってこないのでその中間を狙うのです。



今年収穫をしている畑は2つあります。1つは新しい畑でサマーレッドという品種が3年目を迎えています。この品種はなり始めが早いので、8月の収穫は主にこちらのイチジクでした。イチジクは枝の節ごとに1つ生り、下の方から熟していきます。収穫が大分進んで、サマーは腰くらいの高さまで来ました。木が元気なのでピカピカで色ツヤのよい大きなイチジクが取れています。




もう一つは古い畑で、桝井ドーフィンという品種が主に植えられています。こちらは8月後半から徐々に取れ始め今はサマーと同じくらい取れています。うちの桝井は遅いほうなので、木によってはまだ下の方にも実がたくさんなっています。こちらは小ぶりで見た目は地味ですがしっとりとした甘みがあります。

これから10月末~11月初旬まで収穫が続きます!