2012年7月31日火曜日

収穫リハーサル

三年目の畑のイチジクが熟し始めました。
この時期の完熟果は虫の食害に反応して熟しているので、中は食べられないことがほとんどです(割れ目から見てわかります)。



食べられなくても放置しておくと、カラスやキジに食べられ、ショウジョウバエやスズメバチがわいてしまうので、撤去します。50mの畝X22で約1kmを回って今日はこれだけありました。




少ないようですがこれから倍々とまではいきませんが、どんどん増えていきます。1週間もすれば食べられるイチジクが取れるでしょう。最盛期には1畝まわるだけで、上のコンテナ4~5杯がいっぱいになります。




これはまだ早いですね。明日かあさってが食べごろ?!

気になるお味の方ですが、虫にやられていない白い部分を食べてみた限りでは、夏のイチジクらしいフレッシュな香りがさわやかでおいしいです。早くピンクの完熟部分を味わいたいです!



2012年7月20日金曜日

イチジクの成長

ここ数日の猛暑から小休止でしょうか、一日中雨で久々にパソコンに向かっています。

前回ブログから数か月間のイチジクの成長ぶりをご報告します。


5月4日 芽が吹きだした

5月にイチジクの果実を実らせる枝になる芽がでそろいました。このころあまり雨が降らず乾燥気味だったのに水をやってなかったせいか、一部の木がちょっと遅れ気味でした。そのことをイチジク仲間が指摘してくれたので、たっぷり水やりをして、その後追いつきました!



6月4日 枝が伸びてきました 上にり上げます

1月後、支えがないと地面に這ってしまうくらい伸びました。1本1本紐でり上げて、2mくらいのところにあらかじめ貼ってある横紐に縛ります。この誘引の仕方は人それぞれ・畑それぞれで、私たちも試行錯誤してます。 なるべく風でゆられて傷がつかないよう、万遍なく日が当たるよう、みなさん工夫しています。

7月18日 あっというまに身長を追い越されました

さらに1か月半後、樹勢の強い木は2m以上になりました。こんどは吊っていた紐をほどいて、上の横紐に固定します。高い位置にあるので踏み台に乗り降りしながらの作業です。イチジクの葉は顔より大きい程で旺盛に生い茂り、もう畑で2人で作業していると、お互いがどこにいるのかわからなくなりました。


大ぶりの実がたくさん



果実も肥大してきました。今回の写真の木は3年目ですが、3年目からは成熟が早いそうです。今年はこれまでより早くから収穫が始まるかもしれません!

イチジクの成長が旺盛になりかけた6月、まさかの台風発生にハラハラしましたが、まだ実が小さかったためか直接的なダメージはそれほどありませんでした。一般的に果樹でも野菜でも、強風と雨の後は病気が発生しやすくなります。うちのイチジクも病気になってしまった枝がチラホラみられ、発見するたびに切り捨てています。今後広まらないよう、気を引き締めて観察していきたいと思います。